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藤井秀樹のケース

 私は、建設会社で現場監督をしていた27歳の頃、統合失調症になりました。

 症状は、幻聴と被害妄想でした。幻聴は、反社会的勢力の人の声で、「殺すぞ」とはっきりと聞こえました。被害妄想は、反社会的勢力の人が私を殺しに来るのではないかというものでした。

 27歳までは、統合失調症の症状が全くなかったので、症状が現れた時は、焦りました。

 私の場合は、特に、夜に起こりました。症状が酷くて、全く眠れない夜が続きました。

 その頃は、はっきり言って、仕事が出来る様な状態ではありませんでした。結局、28歳の時に、会社を辞める事になりました。

 その後、実家に戻って、親の仕事を手伝いましたが、統合失調症の症状は続きました。

 そして、32歳の頃、精神病院に医療保護入院する事になりました。

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 私の場合、病院で、薬を服用していく内に、幻聴がなくなりました。最近の精神薬は、かなり良いと聞いていましたが、その通りでした。もっと早く、薬を服用していたら、良かったのではないかと感じました。

 あと、無理な事をすると、病状が悪化する事が多かったので、無理は禁物だと感じました。しかし、どこまでが大丈夫で、どこからが無理なのかは、自分が経験してみて初めて分かることなので、行動してみて少しづつ学習する事が大事だと思います。これは、人それぞれ違うと思いますので、自分自身で解決していかなくてはいけないでしょうね。

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 しかし、自分一人で抱え込んでしまっては、いけないと思います。自分の居場所をたくさん作り、沢山の相談相手を作って、自分の悩みを相談して、問題を解決させていくことが大事だと思います。

 私も、今の「配管工の仕事」や、「こころの調律香フェ」や、「ピアカウンセリング男塾」等が、自分の居場所に成っていて、色々な問題を相談できる人がいて、大変に感謝しています。相談できる人がいると思うだけで、気がまぎれる事もあります。なので、相談相手がいる事は、心強いものだと感じます。

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 お陰様で、今は気持ちが安定していて、病状もかなり良くなっています。今飲んでいる薬も、私に合っているのだと思います。多少、薬の副作用を感じる事もありますが、それは仕方ないことだと思う様にしています。薬を飲むことは、大事だと思います。

 今は、仕事も順調で、前向きに生活する事が出来ている様に思います。

 これからは、一人でも多くの病気の当事者に会って話をして、良い方向に導いていけたらと考えているところです。

 「令和8年9月21日(土)更新」